退職サービス比較

退職代行サービスの選び方

退職代行サービスは大きくわけて、一般業者が行っているものと弁護士が行っているものがあります。まず、ここを意識することが必要です。

退職代行サービスは、退職したいという意思を会社に対して代わりに伝えてくれるサービスですが、人によっては残業代の未払い交渉や有給休暇の取得についての交渉が必要なことがあります。

こうした交渉を弁護士以外の者が行ってしまうと「非弁行為」というものにあたり、弁護士法違反になります。この場合は弁護士に依頼することが必要になります。

ただし、交渉が必要かもしれないと考えていても、実際に退職代行サービス業者が伝えてみたらあっさり通ることもあるでしょう。

弁護士に依頼すると費用が高くなることが多いので、まずは一般業者に相談してみるのがおすすめです。

なお、一般業者を利用する場合、料金は会社員・アルバイトなど職種によって金額を変えているところもあれば、職種にかかわらず一律のところもあります。料金が安くてニーズに合うところを選びましょう。

退職代行業者(一般業者)

SARABA

SARABAは、沖縄に拠点をもつ合同会社ゼロが運営する退職代行サービスです。退職代行業者はたくさんありますが、迷ったら全額返金保証のあるSARABAを利用するのが無難です。
SARABA

SARABAには、以下のようなメリットがあります。

  • 全額返金保証
  • SARABAでは、万が一退職できなかったときは代金の全額が返金されます。もともと退職代行サービスを利用した場合の退職成功率は高いのですが、全額返金保証があればさらに安心です。他社ではあまりみられない保証です。

  • 24時間対応可能
  • 退職代行サービスを利用する人の中には、追い詰められて切羽詰まっている人もいます。ブラック企業で働いている人の中には「もう1日たりとも出社したくない」という人もいるでしょう。SARABAでは、休日や深夜であっても可能な限り対応してもらうことができます。

  • 料金が一律
  • SARABAの料金は職種に関係なく一律3万円です。退職代行サービスの中には追加作業が発生するごとにオプション料金がかかることがありますが、SARABAではそうした費用はかかりません。

  • LINEで相談が可能
  • SARABAではLINEによる相談も受け付けています。電話で話すのが苦手であっても、文章で落ち着いて相談をすることが可能です。

SARABA公式サイトを見てみる

EXIT

EXITは、新宿に拠点をもつセンシエス合同会社が運営する退職代行サービスです。
退職代行「EXIT」

EXITの料金は、正社員・契約社員が5万円、アルバイト・パートの場合は4万円です。これ以上の追加料金はかかりません。

EXITでは相談の当日から対応が可能で、休日や深夜の相談も受け付けています。LINEでの相談もできます。また、2回目以降は1万円引きで利用することが可能です。

退職代行ニコイチ

退職代行ニコイチは、株式会社ニコイチが運営する退職代行サービスです。
退職代行ニコイチ

ニコイチの料金プランは「フルサポートプラン」と「スペシャルサポートプラン」にわかれます。

フルサポートプランは一般的な人が対象で、アルバイト・パート・非常勤は4万円、正社員は5万円です。また、スペシャルサポートプランは勤続年数が長い人や無断欠勤中で退職が困難な可能性のある人が対象で、料金は10万円です。

1点気になるのは、退職が困難で交渉が必要なケースも対応しているとホームページに書かれているのに、弁護士の存在に関する記述がないことです。

交渉ごとは弁護士でないとできないので、退職が難航しそうなケースでの依頼を考えているのであれば、弁護士との提携があるかどうか確認したほうが良いです。

弁護士とつながりがあるならそれをはっきり示したほうが、メリットが大きいはずです。書かれていないということは、何かそれなりの理由があるでしょう。

退職代行コンシェルジュ

退職代行コンシェルジュは、「Karte」(事業責任者:高木和人)を名乗る運営元が運営する退職代行サービスです。
退職代行コンシェルジュ|Karte

退職代行コンシェルジュの料金は、正社員・派遣社員・契約社員が4万9800円、アルバイト・パートが3万9800円です。これ以上の追加料金はかかりません。「退職代行コンシェルジュ」の名のとおり、依頼すると専属のコンシェルジュがついて対応してくれます。

ただ、「運営会社」として「Karte」としか記載されていないのが引っかかります。法人格を取得していないのに「会社」と名乗ることは会社法違反になります。法人格を取得しているなら普通は○○株式会社のように名乗るはずなので、運営元の信用性が今ひとつというのがネックです。

退職代行のRETIRE

退職代行のRETIREは、ネクスト労務管理事務所が運営する退職代行サービスです。
退職代行のRETIRE

RETIREの料金は、システム利用料金と連絡作業料金の2つから構成されます。システム利用料金は2~4万円で、職種によって変わります。また、連絡作業料金は利用開始から15日ごとに1万円が発生します。

多くのケースで15日以内に作業が完了するとのことですが、長引けば1万円を超える連絡作業料金がかかることになります。このほか、特急対応で1万円、深夜対応で2万円などのオプション料金がかかります。

最低料金はシステム利用料金と連絡作業料金の合計で3万円となりますが、終わってみないといくらになるかわからないという点がデメリットです。

また、サービスの運営元についての記載がほとんどありません。そのため、特に理由がない限りは利用を控えたほうが無難です。

退職代行サービスを提供している弁護士

弁護士・藤崎雅弘

による退職代行サービスです。

無料相談
即日対応
連絡不要

などかなり退職代行に力を入れているようで、弁護士が間に入っているサービスの中ではおすすめです。

ウラノス法律事務所

弁護士・小澤亜季子

弁護士・社会保険労務士の小澤亜季子氏による退職代行サービスです。
弁護士による退職代行サービス

料金は以下のとおりです。

  • 社員:5万5000円
  • アルバイト・パート:4万5000円
  • 即日対応料金:1万円
  • 残業代、未払給料等の請求:経済的利益の20%

残業代や未払給料をしっかり回収できて、20%相当の支払で済むなら決して高くはないでしょう。交渉が必要なければ一般業者のほうが安くて済みますが、争いが起きることが事前にわかっているなら、初めから弁護士に依頼するのも良いです。

STO法律事務所

東京都内にてSTO法律事務所を営む周藤智弁護士が提供する退職代行サービスです。
STO法律事務所

料金は以下のとおりです。

  • 相談料:初回30分無料、その後30分ごとに5400円
  • 着手金:10.8万円
  • 報酬金:即時退職できた場合5.4万円、未払賃金等の回収 経済的利益の10.8%、有給休暇の取得 1080円×日数

弁護士が一般的な依頼を受けるケースと料金体系が同じです。仮に30分以内の相談で話がまとまり、依頼して即時退職できた場合でも、最低16.2万円の料金がかかります。交渉は不要なこともあるので、迷ったらまずは一般業者に依頼したほうが無難かもしれません。